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2007年11月16日

結成一周年を記念して講演 たま九条の会


2007,11,16, Friday

たま九条の会は11月16日、多摩市民館大ホールで350名が参加した一周年のつどいを開き、高橋哲哉東京大学大学院教授の講演と、たま平和を歌う大合唱団のコンサートを行ないました。

2007,11,16, Friday

高橋氏は、自民党新憲法草案起草委員会の安全保障部分の責任者が福田首相であったとして、国民投票法が3年後に施行される限り9条改憲の恐れが間近に迫っている状況にかわりはないと述べ、改憲を発議をさせず、発議されても否決できる力をつけようと呼びかけました。
講演の中で高橋氏は沖縄「集団自決」検定問題は、日本軍関与を否定して新憲法草案が明記する「軍隊」の本質をかくすと同時に「自決」を残して殉国美談を教育する2つのねらいがあったと述べ、元自衛官トップ等が「国民の生命・財産・身体を守るのは警察や消防の仕事。軍隊が守るのは国体であって、決して個々の国民ではない」と述べていることを紹介し、国家権力とそれで利益を得るものが国民の犠牲の上で起こす戦争をささえる「意識」づくりが進められていると指摘しました。
斉藤隆司議員、井口真美議員らも参加しました