神奈川・横浜の夜間中学を考える会と懇談しました

7月14日(火)に日本共産党川崎市会議員団は「神奈川・横浜の夜間中学を考える会」の方々と懇談し、要望等を伺いました。同会からは6名の方が参加されました。いただいた要望事項は以下の通りです。
【1】第3次かわさき教育プラン(第3次川崎市教育振興基本計画)を今後改訂、更新する際には、次の二点を明記してください。
(1)川崎市が西中原中学校に夜間学級を設置していること、それが義務教育機会確保法で定 められた、義務教育を修了されていない方や、修了していても十分に学ぶことができなかった方たちの学び直しのために設置されていること
(2)川崎市には義務教育の学び直しを必要とされる方が少なくとも4千人を超える方がおられ、 また、少なくとも1800人を超える不登校の中学生がいること、「誰一人取り残さない」教育のセーフティネットとしての夜間中学を次期かわさき教育プランの12年の期間中に市内に新たに設置し、充実を図ること、さらにそのために最初4年間でしっかりとした計画を 立てること。
【2】西中原中学校夜間学級要項第4項の「入学の許可」の(4)「就学に支障のないもの」、および入学案内に記された「学校に来て学ぶことのできる人」という入学要件は削除してください。
【3】西中原中学校夜間学級要項第6項の「再入学は認めない」という文言を削除してください。
【4】川崎市として、夜間学級での学びを必要とする人々のニーズに応え、夜間中学の複数校化を実現するために、市内の義務教育未修了者や、義務教育を十分に受けることのできなかった方々の市内各区ごとの通学実態調査を実施してください。
【5】中学校夜間学級を統一的に担当する部署を設置してください。
【6】夜間中学での学びを必要とされる方が、通学上の都合にあわせて居住地以外の自治体の夜間中学に入学できるよう、川崎市として近隣の自治体と協議していただけますようお願いいたします。
【7】夜間中学の一層の周知のために映画「こんばんはⅡ」(2019年)の上映会を行って下さい。さらに夜間中学のボスターや横断幕を公共機関や駅頭などへの貼り出しを行うなど、これまでに増してのPRに努めていただけますようお願いいたします。また、定期的な学級公開も実施してください。
懇談では、自治体の自主的な取り組みとして誕生した夜間中学が2016年の法改正で明確な法的位置づけを得たにも関わらず、川崎市では周知も支援も足りておらず、入学にも昼間学校には無い要件を課すなど義務教育機関としての認識が薄いのではないかなどの問題意識をお聞かせいただきました。
市議団では、夜間中学の歴史的背景も改めてお聞かせいただき、市内への複数設置と拡充を引き続き市に求めていきますとお話させていただきました。




