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小児医療無料拡充早く~石川建二市議が代表質問
川崎市議会本会議で12月11日、石川建二市議が日本共産党を代表して質問し、10月の市長選での福田紀彦市長の公約についてただしました。
石川市議は、福田市長が小児医療費の小学6年生までの無料拡大を公約し、新聞の候補者アンケートに「すぐに議会に提案します」と答えていることにふれ、2014年度から実施すべきだと要望。実施を公約した中学校 給食について、13年度中か14年度の早い時期に、自校方式を基本に具体的な実施方向を示し、できるところから15年度導入をめざすべきだと求めました。
福田市長は、小児医療費助成制度の拡充は「財源確保が課題」だとし、さらに行革の取り組み状況などを見据えて検討するとあらたなハードルを示すなど大きく後退した答弁を行いました。中学校給食については「早期実現に取り組んでいきます」と述べるだけでした。
石川市議は、1メートル1億円の高速川崎縦貫道路建設計画、京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区など大型開発に税金を投入すべきではないと追及。
福田市長は、大型開発を積極的に推進する姿勢を示しました。
石川市議は、小児医療費助成などの市長の答弁は「公約違反だ」と批判。大型開発にメスを入れれば、市民要求は実現できると訴えました。