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2009年12月18日

「川崎市地球温暖化対策の推進に関する条例」に対する修正案を共産党が提出


「川崎市地球温暖化対策の推進に関する条例」に対する修正案を共産党が提出 日本共産党市議団は、議案145号「川崎市地球温暖化対策の推進に関する条例」にたいする修正案を提出、12月16日、佐野仁昭議員が提案説明をおこないました。

日本共産党の修正案は、地球温暖化が地球環境にきわめて深刻な影響を与える恐れがある問題として人類共通の課題であることにかんがみ、実効性ある条例とするために、

(1)条例の目的に2020年までに1990年比25%削減を盛込む
(2)市長は地球温暖化対策推進基本計画を策定し、部門別削減計画並びに年次計画を公表する
(3)地球温暖化対策を講じるべき事業者を指定温室効果ガス排出事業者として指定し、特に削減が必要な事業者を特定温室効果ガス排出事業者として指定する。指定事業者及び特定温室効果ガス排出事業者は、温室効果ガス削減目標の設定、地球温暖化対策計画書を作成し、専門家による第3者機関の意見を踏まえ、川崎市に提出する。
(4)削減計画、年次報告書は、排出量算定や基準の適合性を検証するための認証検証機関の設置や第3者機関を通じて検証する仕組みを設けて実効性を高める。
(5)実効性を確保するため、市の指導権限を高め、勧告、罰則も設ける

などを内容としたものです。

無所属議員と共同提案しましたが、賛成少数で否決されました。