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福祉現場を共産党市議団が視察
2007,09,06, Thursday
市内の福祉現場の実態を把握するため、日本共産党の井口真美、石田和子、石川建二、大庭裕子、勝又光江の5人の市議が、9月6日、中原区井田にある身体障害者授産施設「明望園」、知的障害者入所施設「陽光園」、知的障害児施設「しいのき学園」、老人福祉センター「長寿荘」、高津区の母子生活支援施設「ヒルズすえなが」を視察しました。
「陽光園」は、昭和45年に建てられた通所と入所の授産施設で、「自立支援法」に移行できない自活訓練も旧法のまま行われています。古い入居基準のため、8畳間に3人?4人が生活、施設の老朽化も激しく、建て替えが急務です。
「明望園」は現在12名が入所しており、ボールペンの組み立てや封筒づくりなどの軽作業房では、この日通所・入所合せて30名が働いりていました。こちらもやはり老朽化が進行しています。
しいのき学園では、現在、男女34名が入所。お互いのコミュニケーションをとりにくい子どもも多く、狭い居室をさらに壁で区分けする努力がされていましたが、こちらも施設の痛みが目立ちました。
また、長寿荘は日帰り利用を中心に、宿泊事業や一泊金婚招待事業などが行われ、多くの利用者に喜ばれています。当日も30名近くの利用者が、卓球を楽しんだり、お風呂に入ったり、のんびりしていました。同施設では宿泊利用の低下から、宿泊事業の中止が検討されています。
この他、母子育成会が指定管理者となった母子生活支援施設「ヒルスすえなが」を視察しました。(2007.9.6)