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川崎市身体障害者協会と懇談しました。

20240711_1333457月11日 日本共産党川崎市議団は、川崎市身体障害者協会と懇談しました。

同会は、川崎市内の8つの身体障害者団体で構成され、身体障害者の自立を促し福祉の向上を図るために、障がい者に対する社会の理解を深め、社会参加を促進する事業を行う団体です。理事長さんより「年に1つずつでも、私たちの特性による障がいを取り除いていただいて、住みよい川崎にしていただきたい」とお話があり、それぞれの障がい別に要望を伺い、懇談しました。

●視覚(川崎市視覚障害者福祉協会)

市内の高齢者施設における視覚障害者対応の設備の整備と、市内のすべての居住系施設で常時、視覚障害者を受け入れられるよう、特性を理解したサービスの提供体制の確保を要望します。

●聴覚(川崎市ろう者協会)

聴覚障害児の早期支援と、ろう高齢者の居場所作りを要望します。

●脳性(川崎市脳性マヒ者協会)

 駅構内のトイレに障害者の排泄介助が可能なベッドやリフトの設置を要望します。

●脊損(全国脊髄損傷者連合会川崎協会)

「自動車燃料券」交付制度の実施を要望します。

●オストミー(川崎市オストミー協会)

 装具の交換頻度にあわせて給付されるよう、ストーマ装具給付は、2区分ではなく、3区分での支給を要望します。「検討します」ではなく、具体的な内容を回答してください。

●難聴(川崎市中途失聴・難聴者協会)

 人工内耳は、電池を高出力で機能させるため電池の寿命が大変短く、経済的負担が大きいです。全国210自治体が行っているよう、川崎市も電池購入を助成してください。

●腎臓(川崎地域腎臓病連絡協議会)

 今後も、透析患者を含む重度障害者が医療費の心配なく透析を受けることができるよう、重度障害者医療費助成制度を現行のまま継続するよう要望します。

●川崎市身体障害者協会

 合理的配慮の提供の義務化に伴う民間事業者への周知と支援を要望します。

 市議団は、今後も当事者・家族の声を市政に反映させるべく、出された要望に対し取り組んでいきたいと述べました。


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