一般廃棄物処理業連絡協議会と懇談しました
7月13日(木)に日本共産党川崎市会議員団は、一般廃棄物処理業連絡協議会と懇談し、参加された8名から要望を伺いました。
(1)事業系一般廃棄物の資源物混入に伴う広報等について
(2)同一地域への複数車両の通行について
(3)資源物収集運搬業務委託業務の契約について
(4)浮嶋処理センター等構内トイレ及び休憩スペースの改善について
要望(1)(2)は環境問題に密接に係わりのある要望でした。広報や指導を用いて、市民や排出事業者へ、ごみ収集に関するルールなどをもっと川崎市から伝えてほしい。排気ガスの問題や、市民生活を考えると、複数車両が通行する現状は対応を考えた方がよいのではないか。などです。
要望(3)は、一般廃棄物処理は民間委託した公共サービスであると共に、地場業者の育成や、安定的に持続可能にしていくという視点がもっと必要ということ。川崎市の仕事として、市民生活に貢献するためにと思って働いている。その仕事の継続を、金額だけを評価する入札で決まってしまう状況では、人材育成もできず、経営は非常に厳しい。見直してほしいというものでした。
要望(4)は、収集作業員の方の労働環境について、現状の写真とともに説明していただきました。収集作業中は市街地でトイレ利用がしづらく、処理センターまで我慢して行って利用している。そこは決して衛生的とは言えない状況でがっかりする。休息やお昼を食べられるような駐車スペースがないなどでした。
川崎市議団からは、本日率直にお話しいただいた内容はどれも切実なもので、労働環境は働く人の人権にかかわる問題であり、改善に向けて取り組んでいきたいと述べました。