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熊本地震被災地の視察報告と防災学習会開く

DSC_005911月12日、日本共産党川崎市議会議員団は、11月7日・8日で行った熊本地震被災地の視察報告と、防災問題を研究している中村八郎先生から熊本地震の教訓と新たな防災課題を学ぶ集会を開きました。

市議団は、熊本県上益城郡益城町と熊本県を行政視察し、日本共産党熊本県委員会の協力を得て、熊本県阿蘇郡南阿蘇村、同阿蘇村、益城町、熊本市などの被災現場を視察しました。

視察報告では、被災地の状況と市議団の視察状況をビデオで紹介した後、片柳進議員(川崎区)が「熊本地震被害の教訓から何を学ぶか」と題して現地映像や熊本県、益城町の行視察の内容、日本共産党熊本市議団がまとめた教訓などを報告しました。

中村八郎先生は「熊本地震災害の教訓と新たな防災課題」と題して、熊本地震被害の特徴、住宅被害の特徴と教訓を述べた後、川崎市での地盤液状化問題、急傾斜地や谷埋め盛り土、腹つけ盛り土などの問題を指摘し、地震対策の新たな課題6点(避難所の生活環境の改善、被災者への支援の充実、住宅の耐震対策の見直し、中高層集合住宅に対する支援策、地盤災害への対応、市町村の要員体制の弱体化への対応)について話ました。

会場では市民ら約40名が参加し質疑も行われました。

中村先生説明・川崎市防災講演


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