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川崎市ろう者協会との懇談会
7月16日に日本共産党川崎市議会議員団は「川崎市ろう者協会」の方々と懇談し、要望等を伺いました。
川崎市聴覚障害者情報文化センター(以下情文センター)についてですが、情文センターの備品等の経年劣化に伴う修繕などの予算を組んでほしい。また現在の情文センターが不便なところにあるため、高齢者や障害者が大変な思いをして、訪れているので、バス路線を通してほしい。さらに手狭になっているセンターの移転を要望しています。そして情文センターの次期指定管理者の公募は非公募としてほしい。情文センターの性格上、聴覚障害者福祉の専門的技術や知識が強く求められており、利潤追求業者や聴覚障害者福祉に対する経験が乏しい団体等が指定管理者となることは適切ではない。
手話通訳に関してですが、派遣コーディネーターの増員をしてほしい。手話通訳派遣費の増加に伴い、予算の増額を要望。また、手話奉仕員、手話通訳者養成カリキュラム実施のための事業費確保を要望。さらに、公的機関や今後は医療関係機関にも聴覚障害福祉の専門職員を常駐させてほしい。
福祉施策については、日常生活用具の給付の対象の範囲を撤廃してほしい。
また、運転免許更新の際、二俣川の運転免許試験場までいかなくてはなりませんが、これは健常者は近くの警察署でも可能なことを考えると差別になりませんか。ろう者も可能にしてほしい。
以上のような要望が出されました。
共産党は情文センターの不便さは体感しており、バス路線などのアクセス手段の確保や、せめて区役所においては、聴覚障害福祉の専門職員を常駐させてほしいと引き続き要望してまいります。