「税金ムダづかい、京浜臨海部大規模開発の現場」視察会に参加
労働組合、市民団体などとともに日本共産党も参加する「川崎民主市政をつくる会」が主催する『税金ムダづかい、京浜臨海部大規模開発の現場視察会』が行われました。
(1)海路(船)と陸路(バス)に分かれて川崎港の視察、(2)「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」の予定地の視察、(3)エコ暮らし未来館とメガソーラーの視察、などを行ないました。
2013年5月21日追記
●この視察の写真アルバムを日本共産党市議団フェイスブックページに掲載しています(どなたでもご覧になれます)。
●5月10日に市議団として東京港を視察しました。船に対して施設が不足しているため、新たなふ頭を建設中でした(市議団フェイスブックページへのリンクです)。
川崎港のコンビナート防災
佐野よしあき市会議員の案内で海から川崎港を見学しました。地震による火災などの危険が指摘されている浮き屋根式タンクをはじめとする危険物のタンクが並んでいました。
「1基16億円」のガントリークレーン
国際コンテナ戦略港湾計画のため、現在の第1バース(岸壁)を4バースまで拡張し、ガントリークレーンを延べ8基増やす計画です。2011年度の稼働率は25.6%と実態は「船のこない港」なのに、2013年度予算では9億円計上して3基目を導入する予定です。
京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区
市が30.6億円の土地購入費を負担する「国立医薬品食品衛生研究所」、市が16.4億円土地を購入し産業振興財団に貸し出す「(仮称)ものづくりナノ医療イノベーションセンター」など、に税金を大量投入。市民が切望する保育園や特別養護老人ホームを増設するための土地は買わないことと比べ、あまりにも逆立ちした税金の使い方ではないでしょうか。
メガソーラー・エコ暮らし未来館
「エコ暮らし未来館」と浮島太陽光発電所のソーラーパネル(7000kw)を見学しました。扇島太陽光発電所との合計出力は約2万kw、川崎市が東京電力に無償で土地提供しています。メガソーラーにとどまらず、再生可能エネルギーの利用を飛躍的に増やす役割を市が果たすことが求められています。