原発事故から2年―日本共産党川崎市議団が市内の放射線量の推移についての調査結果を発表
○2011年から2013年までの市内の放射線量の推移について
日本共産党川崎市会議員団は2013年2月9日から3月29日まで、83の公園等で166カ所の空間線量を測定し、2011年6月以来継続して行ってきた測定結果と比較した調査結果について発表しました。
全体的には放射線量は77.0%に低減(0.047マイクロシーベルトの減)しており、ほぼ半減期どおりに低減しています。比較可能な109カ所のうち線量が低減したのは82カ所、増加したのは27カ所ありました。そのなかでは前回比+0.046μsv/h、+0.036μsv/hなど、大幅に線量が増加した箇所もありました。
そのため、引き続き放射線量の監視が必要であり、特にこどもにかかわる施設や通学路・公園などについては丁寧に監視していくことが重要です。
○川崎市内放射線量マップ
日本共産党川崎市会議員団は、2013年3月10日に開かれた「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」にブースを出展し、2011年6月以来の測定結果の報告冊子を配布するとともに「川崎市内放射線量マップ」を展示しました。