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議会報告

代表討論を井口真美議員

DSC01867 12月15日、第5回川崎市議会定例会に提案されている諸議案の採決に先立ち、井口真美議員が日本共産党を代表して討論をおこないました。
井口議員は、川崎市スポーツ推進審議会条例の制定について(議案第196号)、さまざまなスポーツ団体から審議会委員が選ばれるよう、また現在3団体に限られている補助金を特定の団体に偏ることのないようにと要望。
川崎市心身障害者総合リハビリテーションセンター条例の一部改正について(議案第198号)、福祉施設とりわけ障がい児の施設では何よりも継続性が重要で入所施設は直営で残し、経験を蓄積している現在のしいの木学園の職員が引き続き対応すべきであること、また療育センターはその機能から直営であるべきであると求めてきたことから議案に反対を表明。
川崎市霊堂条例の一部を改正する条例の制定について(議案第201号)、使用料算定根拠に道理が通らない点があり、福祉的意味合いも大きい霊堂の使用料を大幅に引き上げ更新の度に使用料を徴収することには賛成できないと表明。
川崎市青少年価額勘定例の一部を改正する条例の制定について(議案第204号)、博物館法が「入館料その他博物館資料の利用に対する対価を徴収してはならない」(23条)としているように、本来博物館として登録している青少年科学館は無料であるべきであることから、値上げ案には反対と表明。
川崎市有馬・野川障がい学習支援施設の指定管理者の指定について(議案第220号)、地域住民と行政のパートナーシップにより10年以上をかけてこの施設の整備がすすめられ、その運営に地域住民が主体的に取り組むことを尊重してきた経過があったことを述べた上で、生涯学習施設の役割・性格からみて直営に戻すべきであることから、新たな指定管理者を指定することに賛成できないことを表明。
平成23年度川崎市一般会計補正予算について(議案第242号)、補正予算の全体が、急がれる地震防災対策戦略の見直しなどの防災対策や、台風による緑地や街路の倒木への緊急多雨王等が主なものであり、推進すべきとの考えで賛成すると表明しました。
議案第213号、215号にも反対理由を表明、そのほかの議案・請願・報告には賛成すると述べました。


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