全日本年金者組合川崎市支部協議会と懇談しました。
7月9日(火)に日本共産党川崎市会議員団は、年金者組合川崎支部協議会と懇談しました。会からは6名の方が参加し、以下の要望が出されました。
(1)敬老パスは「無料化」すること。少なくとも「現行料金(1か月1000円)のまま対象年齢(70歳)を引き上げることのないようにすること
(2)補聴器購入助成制度を創設すること
(3)高齢者が気軽に寄り合える憩いの施設や、飲食を含めて多人数の催しができる集会所を各区に設置すること。
要望項目としては昨年から引き続きのものですが、これらの要望が通らない状態でいることは、川崎市に暮らす高齢者の生活上の質を低下させた状態でいるということ。自分だけ聞こえないのは悔しく、情けなく、苛立たしく、人格の尊厳が傷つき精神的に疲れることなのだと話されました。
自治体によっては介護予防と並んでフレイル予防が取り組まれており、ヒアリングフレイルも身体の衰え(フレイル)の一つであることから、聞こえのチェックが行われている例も踏まえ、話されました。
市議団からは、補聴器の公的助成や敬老パスを利用した外出は高齢者の健康面への効果だけでなく、経済効果をもたらす事業であるとし、福祉先進都市を目指し、引き続き議会でも取り上げ、取り組んでいきたいと話しました。