トピックス • 議会報告

2012年6月20日

4月分から助成を~斉藤議員が小児医療費助成で要求


DSC0485615日に開かれた川崎市議会で、日本共産党の斉藤隆司議員’(多摩区)が代表質問に立ちました。

斉藤議員は9月から通院の助成対象が小学1年生に拡充される小児医療費助成について、「年度当初にさかのぼって助成を」との声が寄せられていると紹介し、4月に遡及(そきゅう)して、助成すべきだと要求しました。緊急雇用創出事業の一つ「キャリアサポートかわさき」について、単年度雇用では求人開拓員が役割を果たせず、自らが不安定雇用になると指摘し、正規雇用で専任化すべきだと求めました。

市は川崎港コンテナターミナルにあるガントリークレーンを1基増設し3基体制にするため、整備費約9億円を予算計上しています。斉藤議員は1年間のうち修理・点検日を除いた301日間で2基のガントリークレーンが同時に稼働したのはわずか30日間であり、明らかに過大投資だと批判しました。

答弁で、市はガントリークレーンの増設には「速やかに荷役作業を開始できるような体制を整えておくことが重要だ」とし、大企業への過剰な思いやりを示す一方で、小児医療費助成について「遡及助成は考えていない」、求人開拓員の正規雇用化にも困難だとしました。