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川崎市は三菱ふそうに500人解雇中止求めよ

2008,12,08, Monday

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5日の川崎市議会本会議の代表質問で日本共産党の宮原春夫議員は、非正規労働者の解雇問題と中小企業への金融支援策、ハッピースマイル保育園破たんなどについて阿部孝夫市長に見解をただしました。
川崎市に本社のある三菱ふそうトラック・バス株式会社は非正規従業員約500人を12月で解雇すると発表しました。宮原議員は、有期雇用労働者の中途解雇は労働契約法違反であり、「雇用を守ることが最大の景気対策だ」とのべ、雇い止め解雇の実態把握と市独自の相談窓口設置、同社に解雇中止を申し入れるよう求めました。
阿部市長は「市には権限がない」とのべ、具体的な対策を示しませんでした。
宮原議員は、信用保証協会が融資の窓口となり金融機関にあっせんする制度を新潟県が始めたことを紹介し、川崎市でも実施することを求めました。平岡陽一経済労働局長は「新たな試みについて注視していく」と答えました。
保育について宮原議員は「ハッピースマル閉園は、営利企業参入が、人件費を下げ、採算が取れなけば経営を投げ捨てるとを示した」とし、「保育をもうけの対象とする営利企業参入はやめるべきだ」と主張しました。質問で民営化た保育屬の保育士離職率が18.5%(公立育園では2.7%)に及ぶことも明らかにりました。
星栄こども本部長「(運営を)社会福法人に限定するのは困難」と答弁しました。


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