公害病患者と家族の会と懇談しました。
7月21日、日本共産党川崎市議団は、川崎公害病患者と家族の会と懇談し、以下の要望が出されました。
1.「成人ぜん息患者医療費助成条例」及び「小児ぜん息患者医療費支給条例」が廃止されました。
① 現在適用されている患者へ今後の流れについて丁寧な説明を実施してほしい。
② 2024年3月31日まで新規申請がおこなえるので、医療機関及び薬局等を通じ、申請の徹底を図る努力をしてほしい。
2.JR川崎駅西口周辺の歩道と自転車道の整備を進めてほしい。
① 市道中幸町8号線の歩道の改善を進めてほしい。
②市道川崎町田線の歩道の改善を進めてほしい。
※どちらも歩道と自転車道の整備
6月議会で、来年4月から成人ぜん息患者医療費助成制度、小児ぜん息患者医療費支給制度を廃止する議案が提案され、共産党は反対しましたが、賛成多数で可決しました。
患者会は、今後川崎市への要望とともに、国と自動車メーカーの責任でぜん息患者の医療費助成制度を求める責任裁定の申立人を増やし、責任裁定に勝って国の段階での制度創設の実現に力を尽くしたいとのことでした。
市議団は、今後も当事者・家族の声を市政に反映させるべく、引き続き要望を取り上げていきたいと述べました。