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川崎市公害病患者と家族の会と懇談
日本共産党川崎市議団は7月29日、川崎市公害病患者と家族の会と懇談しました。同会から出された要望に沿って話し合われました。
1、川崎市成人ぜん息患者医療費助成条例の拡充について
①現行は3割自己負担分のうち、2割を市が助成しているが、全額助成に拡充してほしい。
②対象疾病が、「気管支ぜん息」のみとなっているので、「慢性気管支炎」「肺気腫」を適用疾病に加えてほしい。
③議会意見書など様々な機会を通じて、「ぜん息等患者医療費救済制度」創設を国に働き掛けてほしい。
2、国道357号線の建設促進(川崎―羽田区間と川崎―横浜区間)に努力してほしい。
3、国道1号(幸区)改善事業が今年度中に社会実験、沿道住民への工事内容説明会が計画中であるが、改善事業が行われることに鑑み、都市計画決定の廃止について尽力してほしい。
会からは、今年の5月と前月と比較すると、患者は増えており、減となっている108人のうち、治癒等の理由によるものは73人にのぼっていることから、治療をすればよくなるということが事実として表れていること、したがって、制度の存続と拡充が必要不可欠であるということが強調されました。
市議団からは、この間取り組んできた施策についての報告をし、各項目についても検討することを話しました。