川崎合同法律事務所・北合同法律事務所との懇談
日本共産党は7月24日、川崎合同法律事務所・北合同法律事務所と懇談を行ないました。下記の要望に沿って懇談しました。
1、 川崎市教育委員会会議における録音データの消去問題について
川崎市教育委員会会議における録音データの消去問題については現在、裁判で争われています。その経過報告と、市の言い分の欺瞞性について報告がありました。
2、 保育園問題・保育問題交流会について
弁護士や研究者、NPO法人関係者らでつくる市民団体「川崎市保育問題交流会」が、今年も川崎市の認可保育所で働く保育士らを対象にアンケートを実施する予定。その取り組みの報告と協力依頼がありました。
3、 こどもの自殺が深刻な現状にあることが報告され、その対策への取り組みについて意見交換しました。こどもの貧困問題についても懇談しました。
4、 学校事務職員の削減計画について報告され、それを許さない取り組みで協力することが確認されました。
5、ワーカーズネット
川崎の弁護士や労働組合、市民によって働く人の権利を守るために結成された「ワーカーズネットかわさき」は、ワークルール講座の開催や、労働相談など精力的に活動しています。こうした活動の報告を受け、市議団としても協力・共同の活動を進めていくことを確認しました。
6、 自衛官の募集と名簿提出問題について
川崎市の福田市長になってから、法律にも規定がなく、個人情報に触れる可能性がある自衛官隊への名簿提出を行なっている問題について、法律家としての立場から問題性が指摘されました。市議団から、6月議会の代表質問で追い詰めた過程を報告。引き続き、やめさせるために力を尽くすことを確認しました。
他に教科書採択問題も報告されました。また、人権条例素案についても意見交換しました。