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2008年11月20日

09年度予算に対する要望書を川崎市に提出 共産党市議団


2008,11,20, Thursday

2008,11,20, Thursday

日本共産党川崎市会議員団は、11月20日、副市長室を訪ね、川崎市の2009年度予算に対する「予算要望書」を提出しました。
要望書は、福祉、教育、まちづくり、平和問題など12章と、各行政区ごとの要望にまとめられており、貧困と格差のなかで苦しんでいる市民生活の実態をとり上げ、不要不急の大型公共事業にメスを入れ、予算を福祉暮らし最優先に回すよう求めています。
対応した曽禰福市長は「しっかり勉強させていただき担当局のほうに伝えていきます」と要望書を受け取りました。
竹間幸一団長は、苦しんでいる中小零細企業のために、市の事業を前倒しで発注することについて、しっかりやってほしいと要望。曽禰福市長は、支払いのほうもすみやかにやりたいと応じました。竹間団長は保育園の民営化について、ハッピースマイル保育園の事業停止問題をとりあげ、株式会社に運営を任せると、保育園運営の補助金がほかの事業に流れる可能性があり、株式会社の運営は認めるべきではないと述べました。
曽禰福市長は、いくら民間とはいえ、子どもの福祉はしっかり考えてやってもらわなくてはならない、市としてもしっかりチェックしていかねばならないと述べました。
その他、各議員から、「経営安定化資金」「介護福祉の人材確保」「特養老人ホームの整備」「総合周産期医療」など多岐にわたり要望が出されました。