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学校はおもしろいところ、夢あるところ 本当の教育とは?学校とは? 森康行監督が記念講演(2007.6.10)

2007,06,12, Tuesday

第49回川崎母親大会が6月10日、川崎市総合自治会館で開かれ、午前には7つの分科会がおこなわれ、午後の全体会では、夜間中学を描いたドキュメンタリー映画「こんばんは」を監督した森康行さんが「学ぶ楽しさ、すばらしさ」と題して教育のありかたについて語りました。
午前と午後、延べ630人が参加。平和憲法を守りぬこうと呼びかけた大会アピールを採択。畑野君枝前参院議員、石田和子、勝又光江、市古映美、大庭裕子の各市議らが紹介されました。
「学校だけはみんなの天国」 森康行監督の講演
森さんは「夜間中学は、敗戦後の貧困の中で働かねばならなかった学齢期の子どもの緊急避難として発足したが、今でも、学ぶ人がかわりながら続いている。
『豊か』になっても夜間中学があるという日本の貧しさの現実と、夜間中学の教育に大きな誇りをもつ人たちと出会い、ありのままの夜間中学の姿を提起して、普遍的教育を考えてもらおうと映画をつくった。
いまの教育では『答えられないと恥ずかしい』と感じ、テストで人生が左右され、現実に自分を無理やり合わせていこうとしている子どもたちに『ありのままの自分を出していい』といっても『ありのままの自分』さえわからない。
『こんばんは』というと学校に来た喜びでいっぱいになる夜間中学では、貧しさとむきあいながら、学びたいから来る。生徒が『学校は面白いところです。何でも教えてもらえるところです。夢あるところです。勇気もらえるところです。ふるさとです。』と綴っている」と話しました。

2007,06,12, Tuesday


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