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向ヶ丘遊園跡地の景観まもって 遊園の会がウォッチング(2007.5.19)
2007,05,20, Sunday
向ヶ丘遊園の緑を守り、市民いこいの場を求める会は5月19日、「ばら苑と小田急の開発計画予定地のウォッチング」を開催し、35人が参加。
現存している豊かな緑と満開のばら苑を堪能するとともに、マンション建設計画の無謀さを目の当たりにしました。
小田急電鉄は、今年1月、向ヶ丘遊園跡地の利用計画を発表しましたが、850戸のマンションを中心とする大規模な開発計画に対し、市民の間から、「これで環境が守れるのか」との声があがっています。
開発予定地に隣接する多摩区長尾、宮前区五所塚の住民も参加し、最も大きい建物が建つ府中街道沿いのばら苑入口では「高さ20m幅100mの建物が建ったら、道路からは緑が見えなくなる」、五所塚では「閑静な住宅街の目の前にマンションが迫り、緑はまったく享受できなくなる」「県内有数の桜の木が20本近く切られる」などの声が出され、現在の緑の様子がまったく変わってしまう計画であることがわかりました。
ウォッチングには、日本共産党の井口真美市議も参加し、「この貴重な緑を守るためにがんばりたい」と挨拶しました。