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気候危機の打開に関する調査と懇談 第4回

  4月28日、市議団は、気候変動アクティビストのuka(ゆか)さんと懇談しました。

★DSC_0185 トリミング

   ukaさんは、大学卒業後、某大手企業に5年ほど従事。現在は福祉系の仕事をされています。気候変動の運動に関わり始めたのは2019年からで、スウェーデンの活動家グレタ・トゥンベリさんに影響を受けたと言います。気候変動を解決に導くための団体「Media is Hope」の共同代表を務めています。

   ukaさんは、「地域分散型のエネルギーに転換していかなければならない。国全体のこともそうだが、地方の過疎化の問題もあり、地方創生の意味でもエネルギーは大切。川崎市がこれだけCO2を排出していることは逆説的な意味では希望。川崎市が変われば日本が変わるということだ」と話されました。

   1651137380060[3922]また、秋田県や五島列島(長崎県)で、洋上風力がすでに運用されていることを紹介。地域分散型エネルギーにより、地域活性化をはかることができること、40億円の利益がでることを指摘されました。

   気候変動の変化が後戻りできなくなってしまうポイントといわれる1.5℃の気温上昇を防ぐために残された時間をカウントダウンする気候時計「Climate(クライメイト) Clock(クロック)」は、昨年12月、日本では渋谷での設置のためにクラウドファンディングを行い、約一ヶ月のあいだに目標額1000万を優に超える支援が集まり、川崎でもやってほしい、と話されました。


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