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若者サポートステーション、キャリアサポートかわさきを視察しました。
5月28日(金)、JR武蔵溝ノ口駅から徒歩約5分の「てくのかわさき」にある『かわさき若者サポートステーション』(サポステ)と『キャリアサポートかわさき』を視察しました。大庭裕子副団長と市古次郎議員が参加しました。
サポステでは働くことに悩みを抱える15歳~49歳の人や家族を対象に、セミナーでの情報提供や就労体験、さらに継続して働けるかの定着支援も約1年間行っています。様々な事情や障がいにより、働く際のコミュニケーションがうまくいくか不安という相談が多いそうです。そうした不安を抱える相談者に可能な限り幅広い仕事を選んでほしいと、就労体験ができないか営業をして18軒まで増えたが、コロナ禍で体験すら困難な業種もあると、担当者より説明がありました。大庭議員は「就労に悩む人にとって、サポステは居場所の役割も大きい。引き続き安心して相談できるよう、支援してほしい」と要望しました。
後半は、キャリアサポートかわさきの担当者より話を伺いました。コロナ禍で求職者は増えると予想していたが、2008年のリーマン・ショック時ほどの混乱はないそうで、しかし今ある支援が止まってしまった時が一番大変だと説明がありました。また以前は有資格者を望む企業が多かったが、最近は無資格でもいいと言う企業も増えてきている、それだけコロナ禍であっても人がほしい業種も多いとのこと。市古議員が「最近はどんな苦労がありましたか?」と質問すると、車椅子の方が相談に来た際、部屋を移動するのに広さが十分ではないと感じた、と回答がありました。市古議員は「バリアフリーはどこでも求められている。誰でも相談しやすい環境づくりを、私たちも市に対して求めていく」と話しました。