5月20、21日臨時議会の開催と常任委員会の構成について
2019年4月7日投票で行われた川崎市議選で、60人の新しい議員が選出されました。
60人の内訳は
自民党19人、共産党11人、公明党11人、立憲民主党8人、国民民主党2人、無所属8人。
新しい会派構成は、自民党19人、共産党11人、公明党11人、みらい11人(立民8人、国民2人、無所属で当選した林敏夫氏(川崎区))に加え、無所属議員のうち、5人がチーム無所属という会派を結成。5会派となりました。
チーム無所属の内訳は、月本琢也議員(元みんなの党団長・麻生区)、重富達也議員(中原区)、吉沢章子議員(多摩区・元自民党団長)、大西いづみ(神奈川ネット)、秋田恵(幸区)。会派に属さない無所属は3人となりました。
日本共産党川崎市議会議員団は団長宗田裕之(高津区)議員、副団長大庭裕子議員(中原区)勝又光江議員(麻生区)です。
16日に行われた議員総会に続き、20日、21日に臨時議会が開催されました。議長・副議長選出の選挙、各種議員(神奈川県広域水道企業団議会議員、神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員、神奈川県川崎競馬組合議会議員)の選出選挙、また、21日の全員協議会で監査委員の選挙が行なわれました。(※監査委員は地方自治法上、議会の同意を得て、長が選任することになっており、全員協議会で選出された議員が6月10日の本会議で市長提案により採決のうえ、正式に選出となります)
国と異なり、地方自治体では首長と議員は直接住民から選挙で選ばれるという二元代表制がとられ、議会・議員は行政をチェックしていく役割を担っています。
行政をチェックするとともに、市の施策に住民の多様な意見を反映させていくためには、大会派のみならず少数会派も役職を担うことが求められます。そのような観点から、川崎市議会では2015年に破られるまで40年間、正副議長は第1・第2会派から、監査委員は第3・第4会派から、神奈川県広域水道団議会議員、神奈川県川崎競馬組合議会議員、神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員については、議員数の比例按分によって選出してきました。
私たちは議会運営というのは、それぞれの立場を尊重し、公正公平で民主的な議会運営を行うことが大切ということ前提に、40年間、何の問題もなく続けてきた慣例に基づいた議会の役職の選出を前回同様に求めましたが、こうした慣例を踏襲することについて、今回の世話人会においても、合意に至りませんでした。そのため、今回も、議長・副議長などの選出はすべて多数決で決める選挙で行なうことになりました。私たちは、党議員を候補者に選挙に臨みました。
<常任委員会の構成>
日本共産党からは
総務委員会に市古次郎議員、赤石博子議員、宗田裕之議員。
文教委員会に片柳進議員、勝又光江議員。
健康福祉委員会に小堀祥子議員、渡辺学議員。
まちづくり委員会に後藤真佐美議員、石川建二議員。
環境委員会に大庭裕子議員、井口真美議員。
議事運営委員会には宗田裕之議員、大庭裕子議員、勝又光江議員が出席します。