議会報告
介護保険条例の改正案を提出~片柳議員が提案説明
3月15日の2019年第1回川崎市議会定例会で日本共産党は「議員提出議案第2号 川崎市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」を提出し、提案者を代表して片柳進議員(川崎区)が提案説明を行いました。
片柳議員の説明原稿は次の通りです。
提案説明
私は、「議員提出議案第2号川崎市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」、提案者を代表して、提案説明を行います。
本議案は平成31年度及び平成32年度の介護保険料率を改めるため、条例を制定するものです。
昨年、成立した第6期介護保険事業計画の期間における介護保険料は、保険料基準額が5,540円となっており、2000年の制度開始当初の約2倍にもなっています。
いま、高齢者のみなさんは、年金の給付が減るもとで物価の上昇、医療費の引き上げなどでかつてない厳しい生活を強いられています。
わたしたちの行なった「2018年市民アンケート」には、「とにかく川崎市は介護保険料が高い」「介護保険料を天引きされた年金で暮らすのは不安な毎日です」など、介護保険料の高さに苦しみ、減額を求める声が数多く寄せられています。こうした高齢者の皆さんの生活実態に思いを寄せ、下記の内容で改正案を提案するものです。
改正の内容は、保険料率算定の基準となる第1号被保険者の基準保険料を第6期の保険料に戻すとともに、各段階の保険料の額も値上げ前の金額に戻すことです。
議員各位におかれましては、この趣旨を十分ご理解いただき、本改正案にご賛同いただきますようお願い申しあげて、提案説明とさせていただきます。