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議会報告

臨海部の液状化調査へ〜市古議員に検討表明(第2回市議会臨時会)

DSC08495 5月23日開会した第2回川崎市議会臨時会で、日本共産党の市古映美議員が、東日本大震災に伴う被災者支援、市民生活の安全・安心の確保、地域経済の活性化などに対応するための一般会計補正予算について日本共産党を代表して質問しました。

阿部孝夫市長は専決処分で、総額6億6800万円の補正予算を一般会計予算に計上しました。支援物資の提供や被災者等の就学支援、公共施設の補修や放射線監視体制の強化、中小企業の資金繰り確保や受注確保の支援などを柱にしています。

市古議員は、補正予算について、「緊急とは言うものの不十分さは否めません」と指摘。さらに積極的な取り組みを行うため、6月議会での予算の組み替えを要望しました。大震災で液状化被害が発生した川崎区の浮島町や東扇島などの埋め立て地について、「補修のための調査にとどめず、民間企業等にも協力を要請して臨海部全体の調査を行うべき」と要求。原発事故に対応するための放射線監視体制については、測定場所を増やして強化し、積算線量を公表するよう求めました。

菊地義雄総務局長は、臨海部全体の調査について「民間企業の協力を得て実施することを検討したい」と答弁。

稲垣正環境局長は、放射線量の測定場所を6月から市北部に1カ所増設し、測定体制の強化を図ると答えました。

委員会等の所属決まる

第2回臨時会で日本共産党市議団が選任された委員会等は次の通り。(◎は委員長、○副委員長)

(常任委員会)▽総務=井口真美議員、市古映美議員、▽市民=◎石川建二議員、竹間幸一議員、▽健康福祉=大庭裕子議員、石田和子議員、▽まちづくり=勝又光江議員、佐野仁昭議員、▽環境=◎斉藤隆司議員、宮原春夫議員、▽議会運営=佐野議員、竹間議員

(その他)▽県内広域水道企業団議会=佐野議員、▽県川崎競馬組合議会=宮原議員、▽県後期高齢者医療広域連合議会=井口議員、▽川崎市監査委員=石川議員

会派構成は、自民党16、民主党13、公明党13、共産党10、みんなの党6、無所属2です。


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