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2011年4月12日

日本共産党10人全員当選、議席占有率で前進


10人当選2 (1)

川崎市会議員選挙の結果について

4月11日 日本共産党川崎市委員会・川崎市会議員団

4月10日投開票が行なわれた川崎市議会議員選挙で、日本共産党は立候補した10人の全員当選を果たし、現有10議席を守り抜くことができました。定数3減(63→60)で、みんなの党が多摩区を除く6選挙区で候補者を立てるなど共産党締め出しのシフトが敷かれた厳しい選挙戦で、自民(1減)民主(4減)公明(候補者を絞り1減)がいずれも前回比で議席数を減らすなか、前回議席を維持したわが党は議席占有率を15・87%から16・66%に伸ばし、大きな前進といえます。
直前に起きた大震災により選挙の様相が一変する困難な条件の下、わが党は被災者救援の活動にとりくみ、市民の安全確保と生活支援などを求める3度にわたる市長要請などを行ないました。選挙本番では「自粛」の名で市民の前での政策論争を避けようとする他党候補者に対して、わが党の候補者は「船の来ない港の1千億円をやめ、保育園・特養ホーム・防災に」などの政策を街頭で堂々と訴えました。
さらに、中学生までの医療費助成、中学校給食、住宅リフォーム助成の実現など、市民の切実な願いにこたえる政策を訴えるとともに、港の大開発のお金は今こそ被災者の救援・復興、福祉と防災のまちづくりにまわすべきと強く訴えました。
また、川崎市の防災力の現状を告発し抜本的に強化する提案や、深刻な震災不況から雇用と中小企業を守るために全力をあげる党の決意を訴えました。福島原発事故の危機打開と安全最優先の原子力行政への転換を訴え、共感が広がりました。
日本共産党は、市民のみなさんと力をあわせ、選挙でかかげた公約の実現に全力をつくしてまいります。ひきつづき、ご支援・ご協力を心からお願いいたします。