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船来ぬ港事業中止を 予算議会でちくま幸一団長が代表質問

DSC06267川崎市議会第1回定例会で3月1日、ちくま幸一市議団長が代表質問に立ちました。

ちくま議員は、昨年、就職を希望しながら就職できずに高校を卒業した生徒で、その後も就職先の確認ができない39人へのきめ細やかな就職支援を行うよう要求。

住宅リフォーム助成制度について、秋田県では経済波及効果が補助額の24倍と推計されており、全国約180の自治体に創設が広がっていることを紹介し、制定の検討を迫り’ました。

阿部孝夫市長が公約し、任期中の実現へ検討を進めている、小児医療費助成制度拡充が2011年度予算に計上されなかったことについては、予算を組み一替えて実施すべきだと主張しました。

市内中小企業への支援事業を相次いで削減する一方、先端産業の誘致策「イノベート川崎」では、2社合計で8億6000万円の補助金が計上されていることを指摘し、批判しました。

「船が来ない港」と呼ばれる川崎港に、1000億円もつぎ込む大型開発事業については、港の処理能力の41.5%までしか稼働が見込めないことや、大型コンテナ積載車の通行可能な道路の整備などが必要であることを指摘。「予測不可能ななかで、設備投資だけが進む。市民は納得できない」と厳しく批判しました。


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