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旧県立南高跡地問題で市民らがつどい

2007,08,27, Monday

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旧県立川崎南高校校舎の解体計画を凍結し、市民に納得できる説明を県・市に求める運動をすすめる市民クループ「本気で臨海部の未来を考える会」主催の「つどい」が8月27日、川崎区内で開かれ、市民ら約50名が参加し、旧県立南高校の校舎を残す運動の今後の方向をめぐり、活発な議論が交わされました。
川崎市はすでにこの南高跡地を含む「小田栄西地区」について、大型商業施設を誘導する地区計画変更をおこなっていますが、跡地計画は未定だとしています。
また、神奈川県は土壌汚染を理由に今秋にも解体する意向です。
会場では、20人が発言。市民に説明責任を果たそうとしない県や市への不満が飛び交い、もっと運動の規模を広げる必要など口々に訴えられました。
同会事務局は、県は土壌汚染を持ち出すが、通常の健康にはほとんど影響のない汚染度であり、解体理由にはならないと説明。また、県が住民と直接面談するように市にも要請しています。
町じゅうに要求吹き出しを貼り出そう 
つどいでは、まだまだこの問題を知らない地域住民に事態を知らせる為に、「ミナミちゃん(南高)を残して…」などの要求項目を「吹き出し」型のステッカーに書いて町中にはりめぐらせる活動を展開しています。
「つどい」には、共産党から、佐野仁昭・宮原春夫の両市議が参加し、「最後まであきらめないで頑張れば、前進の道が開けます」とエールを送りました。(2007.8.27)

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