黒川地区小中学校新設事業の契約の変更についてなど代表質疑 井口真美議員
2008,03,05, Wednesday
3月4日、追加議案とてして提案された議案第65号「黒川地区小中学校新設事業の契約の変更について」および第67号「平成19年度川崎市一般会計補正予算」について、井口真美議員が日本共産党を代表して質疑を行いました。
黒川地区小中学校新設事業の契約の変更について
この議案は本市初めてのPFI事業であるはるひ野小中学校の契約について、仮の割賦金利で計算された額で結んだ契約を変更するものです。
「この地域は新しい学校ができるまでは栗木台小学校、白鳥中学校の学区で、両校とも校庭にプレハブを建てなければ教室が足りない学校でした。はるひ野小中の開校により、栗木台小は33クラスから25クラスへ、白鳥中は、20クラスから16クラスになる予定ですが、これで栗木台小、白鳥中は普通教室にプレハブ校舎を使う必要はなくなるのか」「特に白鳥中は今後の生徒数の推計値で5年後には普通学級は何クラスになるのか」とただしました。
校舎の管理や給食業務はSPC(特別目的会社)が行いますが、業務形態は請負であり、その業務に携わっている人に、一般の教職員が直接仕事の指示を出すことはできず、責任者を通さなければなりません。齟齬が起きないようにするための指揮命令系統はどうなっているのかを質問。また建設事業で、地元の事業者に具体的にどれだけ仕事が回ったのか、今後の維持管理業務において、どれだけの雇用があるのかも質しました。
議案第67号川崎市一般会計補正予算について
新たに追加された3種類のアスベストについて、市有施設についてはほぼ調査されるということですが、病院や銀行、大型商業施設など民間施設についての調査については、どのように実施していくのか、市有施設使用アスベストの無害化について、どのような対策を検討しているのか、伺いました。