9月12日に大庭議員が代表質問~第3回市議会定例会
2017年第3回川崎市議会定例会が9月1日(金)~10月6日(金)の日程で開かれます。
大庭裕子議員(写真、中原区)が9月12日(火)に代表質問、 10月6日(金)に片柳進議員(川崎区)が代表討論をおこなう予定です。決算審査特別委員会は、全体会が9月13日、29日(総括質疑は石川建二議員が予定)、分科会が19日~22日に開かれます。10月8日(日)に川崎市長選挙の告示(22日投開票)が予定されているため会期は例年より3日間短縮されました。
当初の提出議案は40件(条例7件、事件7件、補正予算6件、決算等19件、人事1件)です。決算案は、平成28年度川崎市一般会計歳入歳出決算認定のほか、国民健康保険事業など13の特別会計歳入歳出決算認定、病院事業会計など5の事業会計決算認定です。
議案には、行政サービス端末を平成29年12月28日(木)19時をもって廃止することに伴い同端末による印鑑登録証明書の交付申請を廃止する条例案、平間駅周辺自転車等駐車場を設置することに伴い「川崎市自転車等の放置防止に関する条例」の一部を改正する条例案、動物愛護センター新築工事請負契約の締結案などがあります。
補正予算案では、保育士の処遇改善のための費用などが計上されています。
平成28年度決算額調書によれば、一般会計では、予算現額6861億円に対し、歳入決算見見込額6148億円、歳出決算見込額6110億円で、実質収支見込額(=歳入決算見込額ー歳出決算見込額ー翌年度へ繰越すべき財源)は+1億9千万円になっていますが、予算現額と比べると、歳入決算見込額は▲712億円、歳出決算見込額は▲751億円といずれも予算現額を下回っています。
特別会計では、13事業いずれも実質収支見込額は0またはプラスとなっています。介護保険事業会計では予算現額884億円、歳入決算見込額835億円、歳出決算見込額817億円で、実質収支見込額+17億5千万円、予算現額比では歳入決算見込額▲50億円、歳出決算見込額▲67億円といずれも予算現額を下回っています。
公営企業会計の収益的収支では、税抜処理後純損益(決算額)は、病院事業会計がマイナスの他、4事業はプラスとなっています。
市民要望に応えた市政がなされていたか決算で検証される必要があります。
日本共産党は、市民の要求実現を求めて、議会で論戦します